きましたね8月!待ってました!!
というのも、
スマイルゼミを7月に解約手続きをして、8月1日からは契約していない状態でもスターアプリができるのか検証したかったからです。
おりんガールとおりんボーイは2020年5月からスマイルゼミを開始しました。
今回は、なぜスマイルゼミを契約したか、結果どうだったのか。などを語っていきたいと思います。
タイトルにある、『くもんとタブレット学習(おりんやはスマイルゼミ)は共存できたのか?』については、先に結論を書いてしまうと
くもんとは共存できないと考えます。
教科によって教材の進度バランスが難しくなるからです
両方やれるか=両立という意味ならば、進度にこだわらなければ両立はできます。
では解説していきます。
1. スマイルゼミを始めたきっかけ
おりんガールとおりんボーイは、下の記事にあるように、4歳からくもんの学習をしています。
くもんはずっと継続していますし、スマイルゼミは上乗せの学習になる予定でした。
最大のきっかけは2020年のコロナショックです。
おりんガールは2020年3月に幼稚園を卒業し、4月に小学校に入学しました。
2020年の4月の段階では、教育は手探り状態で休校が続いていましたし、自宅での学習が大事になっていました。

くもんはやっているし、それを補う何かということで、通っている小学校の教材に合わせた学習ができるタブレット学習に注目しました。
そこで知人に聞いていた『スマイルゼミ(ジャストシステム)』と『チャレンジタッチ(ベネッセ)』と『ドラえもんひらめきパッド(小学館)』を検証しました。
もともとタブレット学習は、くもんの様にひたすら教材をやっていく一種の修行みたいな学習スタイルが合わないお子様に人気で、知人もくもんを早々に断念してタブレット学習に移行していました。
なかでもドラえもんひらめきパッドはキャラクター的にもお子様になじみがあるので、学習嫌いなお子様に人気がある傾向です。
おりんガール・おりんボーイはくもんをきっちり(ボーイは集中力あやしいが?)できているので、どれでもよかったのですが、
- ベネッセはこどもチャレンジ、チャレンジ1年生を契約していた
- スマイルゼミはタブレット自体の性能がよく、解約後も高性能タブレットとして使える
- 学習をしてスターをためて出来るゲームが充実してそう(名作漫画も読める?)
- 保証やキャンペーンがしっかりしてそうだった
- みまもるアプリが使いやすそうだった
などの理由からスマイルゼミを選択しました。(詳しくはオフィシャルHPを見てみてください)翌日配送され、すぐに開始できたのがすごくよかったです。
2. スマイルゼミの契約期間とその結果
契約期間
- 2020年5月のお試し期間を経て6月から契約開始
- 2021年7月に解約手続き完了
- 2021年8月 契約上は完全に機能停止(実際は後述する様にまだ使えてます)
解約の理由
スマイルゼミをやめた理由ですが、5点ピックアップしました
- 2020年の6月からは大きな休校はなく、学校での学習が進んでいた
- くもんで先取り学習をしているので、該当年齢だと国語・算数・英語は簡単すぎて、くもんでやっていない教科は適正だった
- スターを集めてゲームをするのが目的になり、得意な問題しかしなくなった ※これはおりんボーイだけですが
- おりんガールは週1回速読をやっていたり、読書が好きで目を酷使しているので、ちょっとしたことで頭が痛いと言ったり、車に酔いやすくなった
- 安くはない
解説すると
① コロナの影響で始めたのですが、必要性を感じなくなった
② くもんと学習進度を合わせるのが難しい
くもんをやっているが為にどの年齢でスマイルゼミを契約するのかが難しいです。
おりんガールは国語・算数ともに結構すすんでいるし、英語教室で英語を学んでいます。2年先のスマイルゼミを検討しましたが、他の教科が難しくなるので1年先の契約にしました。
理科や社会は1年先は学校で習っていないのでわからない部分がありました。そして1年先だと、国語・算数は9割は簡単すぎました。(残りの1割は、くもんであまり出てこない文章問題ですね。)
教科によって学習する学年を変えることはできないので、あっちに合わせばこっちが合わない現象が起こります。
③ ゲーム優先になってしまった
スマイルゼミは、その日の課題をやればスターが集まり、スターが集まるとゲームができる仕組みになっています。
課題は自分で選べたりするので、簡単なものは得意な課題だけをやってもアプリができる訳です。
スマイルゼミの学習の最大のメリットである、保護者が見なくても自動採点とアドバイスをくれるという部分が逆に、親が見なくなってしまうので、自分で課題を選んでゲーム目的になってしまう
という事を引き起こしてしまいました。(特におりんボーイ)

ん??
おりんボーイの契約を解除した最大の理由は、この③です。
④ 目に負担がかかりやすい
教育用タブレットは画面が大きいと言ってもやはり目に負担はかかっています。
毎日の負担が蓄積していったのでしょうか?2021年4月くらいからおりんガールの日常の体調に異変が出てきました。休みの日で何も疲れる事をしていないのにしんどいとか、車に酔いやすくなったとか。。。
この件でお医者さんに行ったくらいです!
診断の結果は特に異常はなかったのですが、
「乗り物酔いの観点からすると目に負担をかけすぎて自律神経がみだれているのかも。目への負担を何か取り除いて様子見て下さい。」
とのことでしたので、スマイルゼミやめちゃいましたー(優先度が一番低かったので)

読書したい、スターアプリしたい、ポケモン見たい、いろいろやりたい

読書優先でおねがいね
おりんガールの契約を解除した最大の理由は、この④です。
⑤ コストの問題
費用は下記の通り、安くはないです。
■小学校3年生コース(1年先)で発展クラス+英語プレミアムを継続した場合
12ヶ月一括払い 64,560円(5,380円/月)
(参考:毎月払い 6,590円(12ヶ月で79,080円)
■ちなみに、小学校3年生コース(1年先)で標準クラス+通常英語の場合
12ヶ月一括払い 45,600円(3,800円/月)
(参考:毎月払い 4,700円(12ヶ月で56,400円)
その他の費用として、新規の場合はタブレット代9,980円が必要です。
早期解約金として、6ヶ月以上12ヶ月未満で退会の場合は6,980円、6ヶ月未満で退会の場合、29,820円が必要です。
あと、6,000円で修理ができるタブレット保証をオプションで付けれます。
保証に入っていないと4万円弱の新規購入費用が発生します。
いうてもくもんは14,000円/月(2教科)なので、高いんですけどね。。。
やっぱりタブレット画面での学習より、実際に紙を見て自分の手で字を書くという事はすごく重要だと感じているので、くもんはやれるところまでやりますよー。
スマイルゼミを1年間やった結果
<得たもの>
・高性能の大型タブレットを9,980円で購入したことになる
⇒1年以上契約していると最初の9,980円でタブレットを買い取るのとイコールです
・1年先の理科や社会を先取り
<かかった学習費用>
・二人で12万円くらい(タブレット代は除く)
<費やした時間>
・約200時間(1日30分で13か月)
※そのうち、1/2はスターアプリなので、実質100時間くらいが学習。
※そして100時間がゲームの時間
まぁ何とも言い難い結果ですが、タブレットを見る時間を30分と決めていたおりんや一家にとっては、費用対効果でいくとあまり効果的ではなかったですね。
具体的に計算すると
【スマイルゼミ】70,000円(契約期間中)÷100時間(契約期間中)=700円/1時間
【くもん】 14,000円(月)÷45時間(月=1日1.5時間×30日計算)=311円/1時間
となり、1日30分のタブレット閲覧(うち15分が学習)の場合は時間単価が高くなります。
くもんは2教科で1日1.5時間と置きましたが、難しい課題の時は2時間くらい学習しますし、タブレット画面を見るわけではないので休憩しながら継続できます。
特に、教科ごとのくもんとの進度バランスが難しかったので、学習としてどれくらいの効果があったのかがわからなかったのが痛いですね。
冒頭でも言いましたが、くもんとは共存できない というのがおりんパパ・ママの考えです。
3. 解約後のお話
おもに、解約の仕方や解約後のタブレットの使い道についてです。
解約方法
電話での解約のみです。
その電話では丁寧に対応頂いたので、特に気分を害することなくさらっと解約できました。
理由は聞かれますが、おりんやの場合は上述③のゲームの事を言いました。単に「合わなかった」だけでもいいと思います。
解約料は下記の通り、
- 一年以上継続 → 特に無し
- 半年以上一年未満 → 6,980円(タブレット買い取り料)
- 半年未満 → 29,820円(タブレット買い取り料)
>>小学校3年生コース(1年先)で発展クラス+英語プレミアムを継続した場合
>>12ヶ月一括払い 64,560円(5,380円/月)
>>(参考:毎月払い 6,590円(12ヶ月で79,080円)
という契約なので、
おりんガールの場合の契約では一括払いで64,560円を一旦払っています
更新月から6月7月の2ヶ月延長の学習になったので、残り10ヶ月分は返金という形です。
{毎月払い:6,590円}−{括払い:5,380円}の差額分=1,210円✕2ヶ月分は差分として徴収され、それ以外が返金されます。
つまり、一括64,560円 – 毎月支払い6,590円×2ヶ月 = 51,380円 もしくは
5,380円×10ヶ月分 – 1,210×2ヶ月分の差分 = 51,380円 という計算になります。
タブレットの使い道
解約時の電話で、
「後日メールで、タブレットを初期化してAndroidタブレット化する方法を連絡します」
と連絡があり、そのメールがこちら

この様に、Androidタブレット化して再利用するのはオフィシャルな内容です。
Android化できるのは、8月1日以降になります。(まだやっていませんが)
そしてもう一つが、スマイルゼミの一部の機能だけを使い続ける方法です。
調べてみると、
『お出かけモード状態で解約すれば、スターアプリを使い続けれる』という内容がありました。
今回これを試し、見事スターアプリは使えました。
- お出かけモード
教材をダウンロードしておいてオフラインで学習する機能
当月より前の2ヶ月分の教材をダウンロードしておける
スマイルゼミのサーバーに接続しないので、スコアは蓄積されない - スターアプリ
スターをためれる課題をこなせば実施できるゲーム
小学生以上の学習契約でできます(ボーイは園児ですが小1の教材契約です)
こういうものがあります

こういっちゃなんですが、多くが単純なゲームですがまぁまぁおもろいですw
うす暗いアプリはやった事がないアプリですが、クリックするとダウンロードが始まって使用可能でした。
めいさくマンガはおそらく、スマイルゼミのサーバーを読みに行くので、エラーが出ます。
よって、めいさくマンガは読めませんでした。

更新はしない様にするのが無難

という事で、2人は普段くもんをがんばってくれているので、
くもん教室に行く日(週2回)はお家での時間があるので、スターアプリをやってもらっています。
スターアプリに飽きたり、Androidで将来の役に立つツールを見つけれたらAndroid化しようと思っています。
スマイルゼミはじめ、タブレット学習は
- なかなか学習が習慣付かないお子様
- 宿題を見れる時間がないご家庭
- 整理整頓したいご家庭(教材がタブレットのみなので、場所を取らずに済む)
にはおすすめできます。
スマイルゼミは年中さんから始められるのが特徴で、早く学習を始めたいご家庭にはより良いと考えます。
スマイルゼミのペンについての記事はこちらです。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。