- Windowsでファイル名がわからない資料を探したい方
- Windowsで特定フォルダにあるサブフォルダの中身確認を素早くしたい方
- Windows10でフォルダの中身を順に見ていきたい方
- ナビゲーションウィンドウを使ってみたい方
「ファイル名が分からないから、フォルダの中身を上から順番に素早く確認したい!」と思ったことはありませんか?
この記事ではWindowsで検索を使わずに、素早くフォルダの中身を確認する方法を紹介します。(操作はWindows10とWindows11のものになります)
フォルダの中身は検索すれば表示されますが、ファイルが無数にある場合は時間がかかります。通常検索では時間がかかるフォルダの中身を素早く確認するには、下記のとおり2つの方法があります。
- 検索窓に『名前:〇〇』と入力、もしくは『種類:.拡張子(例えば.xlsx)』と入力して区分検索する
- 『ナビゲーションウィンドウ+開いているフォルダまで展開』設定で素早く中身を確認する
①と②にはそれぞれメリットとデメリットがあります。この記事では②の詳細を紹介しますが、状況に合わせて①と②を使い分けるのがよいでしょう。
①の特徴
メリットは検索範囲を広くできることです。
デメリットは検索キーワードがファイル名やファイルの種類と異なるとヒットしないことです。
②の特徴
メリット、デメリットを説明する前に図を見てください。下図はマイドキュメント⇒仕事関係⇒0-(xx)資料⇒181009フォルダの中身が表示されている状態です。
左半分がナビゲーションウィンドウと呼ばれるものです。これを必要なフォルダまで展開しておき、↓キー+Enterで上のフォルダから順に中身を見ることができます。

これから紹介する②の方法(『ナビゲーションウィンドウ+開いているフォルダまで展開』設定で素早く中身を確認する)は、ファイル名が分からないが、探すフォルダが絞られている時に活用するとよいです。
メリットはサブフォルダの中身を順番に見ていくので、ファイル名や種類が違っても対象のファイルがヒットできること。また、振り返りができる(探しているファイルの関連資料も出てくる)こと。
デメリットは探すフォルダが絞られていないと効果が発揮しないことと、自分で操作する手間がかかること。

フォルダの中身を素早く順番に見ていく方法
(1) ナビゲーションウィンドウの設定
Windows10の場合は、ツールバーの『表示』⇒『ナビゲーションウィンドウ』のプルダウンを開き、ナビゲーションウィンドウにチェックを入れます。
その後、ツールバー『表示』⇒『ナビゲーションウィンドウ』のプルダウンを開き、開いているフォルダまで展開にチェックを入れます。

Windows11の場合は工程が分かれます。
ナビゲーションウィンドウを出すには、ツールバーの『表示』⇒『表示』⇒ナビゲーションウィンドウにチェックを入れます。

開いているフォルダまで展開にするには、ツールバーの『設定(・・・)』⇒『オプション』を選択し、別ウィンドウ(フォルダオプション)の『表示』タブ⇒ナビゲーションウィンドウ設定部でチェックを入れます。

(2) ↓キー+Enter でフォルダの中身を順番にチェック
『開いているフォルダまで展開』設定にしておくと、現在のファルダまで展開されます。

対象フォルダのプルダウンをさらに展開しておき、矢印キーの『↓』を押すと移動(図の青い部分が動く)するので、そこで『Enter』を押すとメイン画面に中身が表示されます。

そして、『↓』+『Enter』を繰り返すと上のフォルダから順番に中身を見ることができます。
参考
わたしの場合、常に展開状態だとウィンドウ左側がチカチカ動いて気持ち悪いので、必要な時だけONにしています。(デフォルトは、『開いているフォルダーまで展開』をチェック無しにしている)

以上です。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。