
↑わが家は新築一戸建てから新築一戸建てに引っ越した歴史があります。
1軒目のリビングは1階、2軒目のリビングは2階です。
設計段階で自分たちの要望で2階リビングにしたのですが、設計時の思惑と実際に3年間住んでみてどうだったのかを紹介します。
実際に新築で1階リビングと2階リビングの両方を経験した上で言うと、耐震性・防犯性を重視するなら2階リビングは大きなメリットがあります。
~2階リビングのメリット・デメリットまとめ~
2軒目の間取り・構成紹介
2階にあるのは
- キッチン
- リビングダイニング(キッチンにはドアが付いてます)
- 洗面所
- お風呂
一階は
- たっぷり収納
- 居室
で構成されています。
2階リビング:設計時の思惑
2階リビングのメリット
- 【防犯性アップ】
リビングの窓を開けても外から見えにくい - 【耐震性アップ】
1階に居室がある=柱がたくさんある=耐震性が上がる - 【作業効率アップ】
収納メインが一階なので重いものを上に上げなくて良い
2軒目は機能性を重視した感じです。
ちなみに、1軒目はアジアン風のカフェみたいな感じで、見た目重視でした。
結局、長く住むなら機能性が高い方がいいという事に気が付いたのです。
ただ、1軒目は見た目が良かったので高く売れましたので、それはそれでよかったと思います。
2階リビングのデメリット
- 夏のリビングが暑い
- 冬の居室が寒い
- 居室の防犯でシャッターを締め切りにする必要がある
夏の強烈な日差しで屋根が熱されますので、2階は結構暑いと予想していました。
あと、リビングとトレードオフで、居室の防犯は考える必要があると思っていました。
2階リビング:住んでみた感想(メリット)
① リビングの窓を開けても外から見えにくい
リビングで人目を気にせずプールできるし、スイカ割りも楽しめます!
② 耐震性アップ
ハウスメーカーさんや役所さんが言っているので間違いないです。
1階に柱が多くなり、建築上の検査でも強くなっているという判定でした。
③ 収納メインが一階なので重いものを上に上げなくて良い
実際長期保存する食料や頻繁に使わない道具・家具を1階に収納できるのは助かっています。
また、重いものを2階に上げる時に階段を傷つけにくいし、足腰のダメージは軽減されます。
しかし、すぐに使う食料や冷蔵庫に入れるものは上げる必要があります。
2軒目では在庫管理アプリ『ZAICO』を使い、より整理整頓ができるようになりました。
(『ZAICO』については関連記事参照ください)

④ 温度環境が思ったより快適
夏のリビングはシャッターを締め切っていたらそんなに暑くないです。
そして、夏の居室が予想以上に涼しいのでうれしいです。
⑤ 冬の居室は寒いが結露しにくい
1軒目は1階のリビングに床暖房が付いていて、床から暖かい空気が上にあがるので、2階の床が温められることになり、床や窓が結露しやすい状態でした。
2階リビングにも床暖房を付けていますが、それによって1階の居室が結露するような事は出ていません!
2階リビング:住んでみた感想(デメリット)
① 夏のリビングが暑い
上で書いている様に、シャッターを閉めておいたらそんなに暑くない気がしますので、デメリット感がだいぶ減っています。
② 冬の居室が寒い=電気代がアップする
寒いです。寝る部屋は2時間前からデロンギのオイルヒーターで温めていますが、電気代は上がったと思います。
③ 居室の防犯でシャッターを締め切りにする必要がある
いまはおりんガール・ボーイの部屋は荷物を置くのがメインで、勉強はリビングでしているのでシャッター閉めっぱなしでも気になっていません。ちなみに、寝るのは1つの部屋で4人寝ています。
2階リビングに学習用のカウンターテーブルをDIYした記事も参考にしてください!

④ 冷蔵庫は階段を通るサイズじゃないとだめなので小さめになった。
盲点でした。
階段がそんなに広くないので、それに合わせて冷蔵庫は小さめになりました。
その代わり、専用冷凍庫を追加したりしていますので、トータルの収納量は変わっていません。

⑤ 水道代とガス代がアップする
水回りが全て2階にあり、給湯器を家の裏に設置したので配管が長く、お湯が出るまでに時間がかかります。
つまり、水道代とガス代が自然とアップしますね。
メリット・デメリットのそれぞれに追加がありますが、光熱費のアップを除外すればメリットが多く、おりんや的には2階リビングはおすすめです!
参考になれば嬉しいです。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。