一石四鳥!!
おりんはアルミシートを使うだけで4つのバスルームの環境改善ができると考えております。
アルミシート利用方法でよくある、湯舟に張ったお湯の保温力を高めるといった内容ではなく、
バスルームのダメージ軽減や浴室乾燥の効率アップについての記事です。
浴室乾燥機で洗濯物を乾かされているご家庭は、この内容を見てトライしてみてください!
アルミシートを使ったおりん流の改善内容はこちらです。
②浴室乾燥の効率が上がり、時短・節電(節ガス)になる
③浴室乾燥の高温による湯舟のダメージを軽減
④浴室乾燥の高温による保温フタのダメージを軽減
実際の浴室の写真はこちらです。
窓部と湯舟の保温フタの上にアルミシートを設置しています。
効果を説明しやすいように、浴室の断面を書いたものがこちらです。
では早速説明していきます。
①清潔、②時短・節電
浴室乾燥機は温風を洗濯物に当てますが、それだけでは乾燥しません。
洗濯物を温めて水分が蒸発しやすい環境を作り、同時に換気扇から換気をすることで洗濯物から出た水分を外へ出すことで乾燥させているのです。
ですなので、衣類の乾燥に関しては高温をキープしつつ、しっかりと換気する事が重要になります。
そして浴室は湿度が高く、換気をしないと雑菌やカビが発生してしまいます。
換気扇だけでは換気が追い付かないので、窓やドアを数cm空けることで空気の通り道を作って効率を上げることができます。
しかし、冬場は特にバスルームの気温が下がってしまうので、それでは洗濯物を温めるという部分の効力が下がってしまいます。
温度が下がらない程度に窓やドアを開けるという話になるのですが、地域・立地・窓の配置や季節によって変わると隙間の管理が面倒になります。
この問題を解決するのに、アルミシートの出番です!!
窓部にアルミシートを付けておくことで、窓を開けてもアルミシートが温度を極力下げずに働き、アルミシートと窓枠の隙間から換気をする事ができます。
最強の換気ルートができあがります。
こんなイメージです。
乾燥が不十分だと雑菌やカビが発生しやすくなり、せっかくの癒やしのバスルームが清潔ではなくなってしまいますので、是非試してみてほしいですね。
また、図にあるように、湯舟の上にアルミシートを置くことで温風の循環もよくなります。
アルミシートの上に靴下など乾きやすいものを置くと、干さなくても乾かせたりします。
湯舟側のアルミシートの上に乾いたバスタオルを置いておくと、より乾燥効率があがります。
バスタオルの吸湿効果で換気を促すのとバスタオルはそもそも乾きやすいので、吸湿後もうまく蒸発させてくれるからです。
乾燥の効率がアップするので、そのまま時短・節電(カワックの場合は節ガス)になります。
③湯舟、④保温フタのダメージ軽減
ダメージのイメージはこちらです。
湯舟は高温にならない方がダメージが少なく、表面加工も長持ちすると思います。
世の中には高温で硬質化している材料もありますが、湿度に弱かったりするのでそういった材料は湯舟には使われていないと思います。
夏はより暑くなり、冬は温度差(サーマルショック)によるダメージが蓄積されていくはず。
保温フタも同じです。
毎日浴室乾燥機を使っていると僅かに変形し、フタ同士の合わせがぴったり合わなくなってきます。
アルミシートを敷くことでフタに直接温風がかからず、変形がマシになります。
改良イメージはこちら
どのアルミシートにするか
これまで、アルミシートを追加することによるバスルームの改善について述べてきました。
お風呂は一日の最後の休めるひと時です。
悪くなったらメンテやリフォームという考え方もありますが、少しの工夫でいつまでも長持ちしてくれたらうれしいですよね!
アルミシートという、1000円程度で入手できるアイテムでこれだけの改善の可能性があるってすごくないですか?
ちなみに、100均のペラペラアルミシートではなく、特に湯舟側は厚みがあり、真っすぐに伸ばせるものをお薦めします。
おりんはホームセンターで蛇腹に折りたためるタイプを購入しており、湯舟側は浴室乾燥時以外は折りたたんで収納しやすいものにしたかったからです。
こういうものです。厚みは1.5cmくらいですね。


ちょうどよい長さのものがなかったら、湯舟側はぴったり合わせる必要はありませんので折り目でカットすればOKです。
実際におりんもカットして使っています。
窓側も折りたためて窓枠にはまる様なものがあればいいんですが、小さいものはあまりないです。
なので、ペラペラすぎないシートを選んで、ご自身でカットしていただくのが良いと思います。
自立できないシートの場合は、突っ張り棒を使うなど工夫をしていますので、参考にしてください。
皆様の浴室環境が改善して、いつまでも快適なバスルームになってくれればいいなと思います。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。