【キーボード異常を見える化】 Jが1、Kが2になる現象の原因はNumLock

Numlockサムネ

パソコンでキーボード入力している時、アルファベットキーを押しているのに数字が入力される現象を経験したことがありますか?結論からいうと、NumLock(ナムロック)がONになっているのが原因です。

原因を知っている人も知らない人もキーボードのロック状態が見えないと、他のキーを押して被害が拡大することがあります。あれこれキーを押す前にスクリーンキーボードを使ってロック状態を見える化することをおススメします。


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Jが1、Kが2になるキーボードの不具合はNumLockが原因

NumLockがかかるとアルファベットキーは下図のようになります。(横長になるので『O』までの図です )

NumLock対応表

キーボードによっては、該当のアルファベットに数字が印字されており、NumLock時に表示される数字や記号になっています。

NumLock表記例


NumLockを解除するには、NumLockキーを押します。

ノートNumキー
ノートパソコンの代表的なキー配置の場合


テンキーNumキー
テンキー付きキーボードの代表的なキー配置の場合


キーボードのLock状態を見える化するにはスクリーンキーボードを使う

NumLockを解除するにはキー1つ押せば対処できます。しかしながら、サイズが小さいキーボードでNumLockキーがない場合や、解除する前に手当たり次第にちがうキーを押してしまうこともあります。

Numキーが無い
NumLockがないキーボードの例

かな入力にも注意が必要

手当たり次第にキーを押すと、例えばAlt+カナ/ローマ字キーを押して『かな入力』がオンになるなど、異常が複雑化する可能性があります。

かな入力対応表

かな入力表記例


スクリーンキーボードで見える化できる

異常の複雑化を防ぐにはスクリーンキーボードで状態を確認してください。

Windowsボタンのアプリから起動します。

スクリーンキーボード起動

NumLock状態では青色反転していますので、ここをクリックしても解除できますし、キーボードのNumLockキーを押して青色反転が無くなるのを確認してください。

スクリーンキーボード

テンキーが無い場合は、オプション → テンキーを有効にするにチェックを入れます。

テンキーが無い場合

Scroll Lockがかかると戸惑うことも

Scroll Lockもじゃまになる時があります。

Excelなど、矢印キーを使って移動するアプリで『あれ、矢印キーでセルの移動ができないぜ?』となる時は、Scroll Lockがかかっています。

スクロールロック

Scroll Lockの青色反転をクリックするか、Scroll Lockキーを押してください。

スクロールロック_例1
ノートパソコンの代表的なキー配置の場合

テンキーScrキー
テンキー付きキーボードの代表的なキー配置の場合

かな入力はショートカットで切り替えできないように設定しておこう

先ほど(こちら)で少しお話したかな入力ですが、使わないのでショートカットで切換えできないように設定しておくことをおススメします。

設定は下図の①~④のとおりです。切り替えがオンになっているとAlt+カタカナ・ひらがな・ローマ字キー でかな入力が適用されてしまいます。

かな入力禁止

NumLock時にAlt+カタカナ・ひらがな・ローマ字キー を押して不具合が複雑化しないようにオフにしておきましょう。


何かの拍子にかな入力がオンになった場合は図のように対処します。

かな入力オフ

NumLockやScroll Lockとは違い、かな入力はスクリーンキーボードで状態表示されないので注意してください。


キーボードに異常がでたら焦らずに対処しましょう。

スクリーンキーボードならNumLockとScroll Lock状態が見える化できるので、手当たり次第キーを押す前に活用しましょう。

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最後まで見ていただき、ありがとうございました。


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