PCのプライバシーフィルター(のぞき見防止フィルター)を自分で改良して浮かない様にする方法

プライバシーフィルター

出張にノートPCを持ち出す時に欠かせない(と思っている)プライバシーフィルター。

PC画面を他人から見られるのを保護するのですが、会社や顧客情報(=機密情報)を預かる社会人としては、外出するときは必須のはず。。。ですが、周りを見てもそんなにしていない!!

まぁ定着しないのにはいろいろと理由がありますよ。

まずは普段使いしにくいところ!!(これは後述するメリット・デメリットを見て下さい)
普段使いしにくいので、出張時に忘れたり、画面酔いするので付けたくない。
という方も多いのでは?と思います。

今回はその原因(デメリット)と対策を深堀りしていきたいと思います。

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プライバシーフィルターとは

機能概要

のぞき見防止フィルターとも呼ばれていますが、ある角度の範囲にしかPCの画面が見えない様にするものです。

この角度は「可視角度」と呼ばれ、角度が小さい方が横からのぞき見されにくくなります。

60°(自分の位置を0°としたら±30°)の商品が多い印象です。

付加機能として
・ブルーライトカットが付いている
・表は光沢、裏はマットになっていてシーンで変えられる

というものが多いです。

欠点として、ずれたり画面から浮いてしまうとぼやけるので、画面酔いする場合があります。

快適に装着するには、このずれや浮きを抑えるのがポイントになります。

PCへの装着方法

大きく分けて3種類あります。

それぞれのメリットデメリットを記載しておきます。
このデメリット達が、プライバシーフィルターが定着しない理由。
そしてこれを取り除けば快適だ!!だとおりんパパは考える訳です。

Type① PC画面に直接貼り付けるタイプ

<メリット>
・画面からフィルターが浮くことがないので、ぼやけない
 ⇒スマホのフィルムに近い感覚ですね
・PCを閉じる⇒開ける時に位置ズレや浮きが無い

・価格は安め

<デメリット>
・剥がさない前提なので、光沢面とマット面をシーンによって切り替えれない
・メンバーに見せたい時に外せないので見せにくい(サブモニターに写すなどが必要)

・固定のテープが視界の邪魔になる事もある

Type② ストッパーを貼り付け、嵌めるだけのタイプ

<メリット>
・取り外しが容易なので、見づらい時に外したり 必要なメンバーと画面を見る場合に便利
・光沢面とマット面をシーンによって切り替えれる

・ストッパーがあるので、ノートPCを閉じても下に落ちない
・価格は安め

<デメリット>
・画面からフィルターが浮くので、ぼやけやすい
・固定されていないのでノートPCを閉じる⇒開ける時に位置がずれやすい

・ストッパーが視界の邪魔になる事もある
・取り外す時にストッパーが外れたり、折れることがある

③ マグネットで貼り付けるタイプ

<メリット>
・取り外しが容易なので、見づらい時に外したり 必要なメンバーと画面を見る場合に便利

・光沢面とマット面をシーンによって切り替えれる
・ノートPCを閉じても位置はずれない
・マグネットのおかげで②よりも密着感がある。
 (フィルターの反りを矯正できてそう)

・テープやストッパーが無いので視野を遮らないし、取り外し時にストッパーが変形しない

<デメリット>
・マグネット部は②より画面からの距離が遠くなるイメージなので、画面上のみ浮く
・閉じる際は下部が浮くので、手を添えながら閉じる必要がある
・マグネット分価格が高い傾向


断面図で比較するとこんな感じです。

PCイラスト、断面位置
ノートPCイラストと断面の位置
3種類比較


この様に、密着が甘くてぼやけたり、閉じる時にズレたり浮いたりするので普段使いがしにくいんですよね。画面酔いするというか。。。

おりんパパも以前はType②を使っていましたが、普段は使いにくいので出張時のみの装着でした。

すると出張時に忘れやすかったり、久々に装着すると画面酔いするという事で、定着しにくいんだと思います。

特に帰りの新幹線で出張報告をしだすとイチコロに酔うので、新幹線を1本遅らせてでもカフェで報告書を仕上げる様にしていますね。


オリジナルのプライバシーフィルター提案

Ver.1

まずは既存のものを組み合わせてみました。

Type②のストッパーとType③のマグネット方式を採用。


断面図です。

Ver1

価格は置いておいて、メリット・デメリットです。

おりんやオリジナルVer.1

<メリット>
・マグネット+ストッパーのおかげで③よりも密着感がある。
 (フィルターの反りをより矯正できてそう)
・取り外しが容易なので、見づらい時に外したり 必要なメンバーと画面を見る場合に便利
・サイドにストッパーがないので、着脱時にストッパーが気にならない
・光沢面とマット面をシーンによって切り替えれる
・ノートPCを閉じても位置ズレや浮きが無い

<デメリット>
・マグネット部(上面)の浮きは若干残る

この様に、マグネット部の浮きだけが残ります。。。
とはいえ、十分密着感があり、おりんパパは気にならないのでこの状態で使っています!!

これにしてからは、普段使いでも全く苦になっていません!!

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Ver.2

のこった上面の浮きを改善すべく、DIYの構想をしています。

構想断面図です。

Ver2

実は一度試作しました。(仕事で別の試作をしているついでにw)
密着は完璧ですが、取っ手がほしいのと光沢面とマット面の切り替えがむずいっす。

試作状況

またうまくいったら記事にしますね!

現時点では、改善Ver.1をお薦めしたいですね。

あと、光沢面とマット面で良く使う方が密着しやすい様に、フィルターすこし曲げ癖付けた方が快適かもしれません。(反対の面は少し浮きますが)

組織に属している社会人は、常に機密情報を保持しているという自覚を持って頂いて、
プライバシーフィルターの着用を定着してくれたらなーと思います。

よろしくお願いします。


最後まで見ていただき、ありがとうございました。


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