Excelでもできたのか!WordやPowerpointでよく使う行間の設定について

行間調整サムネ

Excelではできないと思っていた『文章の行間の調整についての記事です。


WordやPowerPointは文字の装飾に優れているので、行間を詰めるのはよく使ってます。

このたび、PowerPointのオートシェイプをEXCELに移植して編集する機会があり、EXCELで行間を詰める方法を見つけたので記事にします。

できるけど注意すべき点

オートシェイプのテキストボックスや図形内に入れる文章のみに適用でき、セルに直接打ち込む文章には適用できません。

この記事が参考になる方
  • Excelで「段落」(=行間調整)のコマンドを探している方
  • オートシェイプ内の文章限定ですが、行間調整したい方
  • 「段落」の使い方が良く分かっていない方


Word / PowerPoint / Excel の行間設定呼び出し

まずWordの行間設定の呼び出し
これはWord365の画面ですが、上下矢印と横線のあるマークが『行間』コマンドです。

word行間設定呼び出し


設定画面はこんな感じです。
Wordは配置やインデント(均等に隙間をあけるやつ)など、文字の調整や装飾がしやすいレイアウトですね。

word行間設定画面


こちらはPowerpointです。
同じマークです。

Powerpoint行間設定呼び出し


Powerpointの行間設定画面です。
例えば右インデント(文の後ろの均等隙間)などがないですね。

ただ、まだ文の調整はしやすいですね。

Powerpoint行間設定画面


そしてExcelです。

パッと見てツールバーにコマンドがないので、ホームオプション で探します
図が検索した画面です。

Excelでコマンドを探す


ないんですよ。

これはまたこの記事のように、コマンドがないならマクロ必要か?

Excelショートカットサムネ左手ショートカットキーを制するものはExcelを制す

と思った瞬間。。。。


Excelで右クリック

ありました。

文章を選択して、右クリック段落 です。


設定画面です。
PowerPointと同じ感です。

Excel行間設定画面


行間設定(Excel)いろいろ

行間設定を大きく分けると
・行数
・固定値
・倍数
・最小値(Word)

があります。

間隔を広げたいときは、行数か段落前のptの値を大きくすると良い

段落設定3


行間を詰めたいときに分かりやすいのは「固定値」

値を小さくするほど寄っていきます。

「行数」は行間を詰めるのには向きません。

段落設定1


あまり使わないですが、「倍数」を選択して間隔 を小さくしても詰まります。
詰めすぎたら、段落前ptの調整でいけるかもですが、「固定値」のほうが分かりやすいでしょう。

段落設定2


Excelの行間調整は諦めていたのですが、発見できてよかった!スキマ時間にExcelをいじって色々やっているのが良かったです。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。